二日目はロンドン在住30数年の友人と The Wallace Collection へ。 この友人、今は優雅なリタイア生活だが、20代中頃に安定した教職を投げ打ってイギリスに留学。 そして一年後にはロンドンの金融界で働き始め、キャリアを重ねるかたわらビッグな資格を次々に取得。 法廷弁護士の資格も取得し、それもキャリアに生かしてきたという超ツワモノ。 でもプライベートではアートや音楽が大好きな素敵なレディ。 お昼には彼女のマンションで手料理を御馳走になる。 その後 18世紀のエレガントな館 Courtauld Gallery で印象派等のアートをたっぷり楽しむ。
夜はユニオン・シアター Union Theatre でオフ・ブロードウェイ・ミュージカル Babes in Arms。 これは Barclay House のマダムが付き合ってくれたのだが、劇場の住所通りに行ったのになかなか見つけられなかった。 普通の劇場のイメージと全く違うものだったから。 古い建物と建物の間の狭い路地を入ったところに小さなバーがあり、そこが入り口だったのだ。 劇場そのものは鉄道のガード下の空間を利用した昔で言うなら「アングラ劇場」。 席も30~40程度で舞台は土間。 その狭い空間にライブのバンドと所狭しと踊って歌っての役者さん達。 連れて行ってくれた彼女もびっくりしていたけど、とてもレベルの高いパフォーマンスで存分に楽しんだ。
ロンドン3日目はかつての恩師ご夫妻とランチの後BBC見学。 BBCラジオのドキュメンタリー・ディレクターをしているお嬢さんのオフィスも見学。
左側の石造りの建物が旧館。右側が現在建築中の新館。
さすがBBC、受付からガイドさんから皆さん格調高いBBC英語。
見学者にラジオドラマ体験させる、の図。 サスペンス仕立てのドラマをディレクターの演出を受けながら。 左端の女性は効果音担当。 ドアがきしむ音とか砂利道を歩く靴音とか。
BBC旧館のテラスからオックスフォード・ストリート方面を望む。
夜は Wigmore Hall で Hilary Hahn のバイオリン・コンサート。 至福のひと時。