Sunday, 29 April 2012

モンペリエ到着

ホテルでタクシーを呼んでもらい、パリ、リヨン駅へ向かう。 この日も雨だが、日曜日のせいか道路はスイスイ。 タクシー、ちょっと不安だったけど運転手さんが礼儀正しい人でよかった。

11時15分発のTGVでモンペリエ Montpellier に向かう。 途中昼食時間にかかるので駅の売店でサンドイッチと飲み物を買って乗り込む。 フランスの鉄道で旅をするのは随分久しぶり(2003年以来)だが、昔は駅のサンドイッチ店で必ずと言ってよいほど販売していたワインがすっかり姿を消してしまったようで残念。 ま、いっか。 

TGVファーストクラスのソロ席(お一人様席)はゆったりでとても快適。 トイレも自動ドアで車椅子でも十分対応できるゆったりサイズ。 しかし席に着くまでが大混乱。 何故かと言うと乗客の多くが大きなスーツケースを持っているのに車内の荷物置き場が十分でなく、しかも何か所かに分かれているため乗車するのに長蛇の列、やっと乗り込んでもスーツケースを納めようとする人たちで大混乱。 フランス国鉄SNCFでは宅配サービスがあるが、あまり利用されていないのかな?  

14時34分定刻通りモンペリエに到着。 4週間のモンペリエ滞在が始まった。 ホームステイ先のムッシュの出迎えを受ける。 初対面だが感じのよい人でよかった。 疲れていないなら家に向かう前にコーヒーでも、と誘われて街の中心にあるコメディ広場のカフェで一息&お互いの紹介。


コメディ広場 Place de la Comedie。 突当りの建物はオペラハウス。 イギリスでもパリでもずっと雨で寒かったのにモンペリエはこんな青空。 しかもずっと暖かい。 地元の人曰く、「太陽が眠らない街モンペリエ」「一年のうち300日晴れのモンペリエ」。 かなり誇張されていると思うけどさすが地中海に面した街。

モンペリエではこんなカラフルなトラムが活躍。 4路線あって車体の色で見分ける。 これはマルチカラーの花柄で一番派手だが他のもそれぞれとても個性的でおしゃれ。 車内も車体と同じ色系統なので乗り間違いを防げる。 静かで走行はとてもスムーズ、改札はないし、プラットフォームは低く(多分15cmぐらい)、道路からは無理のないスロープがついているので車椅子、乳母車、自転車などでもスイスイ。 切符はプラットフォームにある自動券売機で買う。

ホームステイ先のマダムはヴィオラ奏者。 この日は少し離れた町で昼・夜2回の演奏会があったのでお迎えがムッシュになった。 トラムに乗って家に連れて行ってもらい、夕食を頂いた後ムッシュの運転で夜の部の演奏会に。 到着早々素敵な夕べでした。